次の会話を読み、(1)~(4)に入れるのに最も適切なものを、下の1~7のなかから1つずつ選び、解答欄のその番号にマークしてください。ただし、同じものを複数回用いることはできません。なお、1~7では、文頭にくるものも小文字にしてあります(配点 8)
Miki:Allô, Pierre, ça va? C'est Miki.
Pierre:Bonjour, Miki.
Miki:Pierre, il y a un château dans ta ville, n'est-ce pas?
Pierre:Oui. ( 1 ). Mais pourquoi?
Miki:Ma soeur vient à Paris le mois prochain et elle aime les châteaux. J'aimerais bien visiter le château de ta ville avec elle.
Pierre:Ah bon! ( 2 )en France?
Miki:Non, seulement pendant une semaine. De Paris à ta ville, est-il possible de faire un aller et retour en train dans la même journée?
Pierre:C'est très difficile. ( 3 )ici et rentrer à Paris le lendemain. Dans ce cas, vous pourrez dormir chez moi.
Miki:C'est vrai?
Pierre:Oui. En plus, ( 4 )et je connais très bien l'histoire du château.
Miki:C'est magnifique! Merci beaucoup, Pierre.
1.est-ce qu'elle reste longtemps
2.il vaut mieux passer une nuit
3.il y a un grand château du 16e siècle
4.le château n'existe plus
5.ma maison n'est pas loin de la gare
6.pendant combien de jours reste-t-elle
7.vous changez de train
・解答例
(1)3 (2)1 (3)2 (4)5
――――――――――
◎見直し・検討
会話文の中で、穴あきの部分の文章を埋める問題です。一連の流れに沿って、自然な会話文になるように選択肢の中から選びます。
和訳
ミキ:もしもし、ピエール、元気? ミキよ。
ピエール:やあ、こんにちは、ミキ。
ミキ:ピエール、あなたの町にお城があったわよね?
ピエール:うん、( 1 )。けど、なんで?
ミキ:妹が、来月、パリに来るのよ。それで、彼女は、お城が好きなの。一緒に、あなたの町のお城に行ってみるのがいいかなと思ってるのよ。
ピエール:いいねー。( 2 )フランスに?
ミキ:いいえ、たった一週間なのよ。パリからあなたの町に、一晩で、電車を使って、行って、戻ることできる?
ピエール:それは、すごく難しいよ。ここと、次の日にパリに戻ること( 3 )。もしよかったら、二人とも、僕の家で休むことできるよ。
ミキ:本当?
ピエール:うん、いいよ。それに、( 4 )、僕、とてもいい、お城の歴史書を知ってるんだ。
ミキ:すごいじゃない! ありがとう、ピエール。
選択肢
1.彼女は長い間居るの?
2.一晩過ごしたほうがいいよ。
3.16世紀の大きなお城があるよ。
4.そのお城はもう無くなっているよ。
5.僕の家は、駅から離れていないんだ。
6.どれくらい日数の間、彼女は居るの?
7.君たちは、電車を変える。
一人ずつの発話を見ていきましょう。
"Allô"は、電話での「もしもし」に当たるものです。以降が電話を介しての会話であることがわかります。「ça va?」は親しい間での挨拶でよく使われます。
ピエールにお城があるかどうかを聞いているミキの文章で、最後に「n'est-ce pas?」が付けられています。これも会話ではよく使われるもので、「~だよね」に相当するもので、英語の付加疑問に近いです。ただ、フランス語では、肯定文、否定文を問わず、「n'est-ce pas?」の形で使われます。
(1)は、ミキがピエールの居る町にお城があるかどうかを尋ねて、それに対しての答えです。以降、お城があることを前提として話しが進んでいるので、選択肢4の「無くなっている」は当てはまりません。お城に関する選択肢は、あとは、3しかありません。16世紀のお城があることを言っているので、後の文章と整合性が取れています。"e"は、「番目」の略です。略さなければ、"seizième"になります。
ミキの妹が来月パリに来るので、お城を見せたい旨を告げて、「J'aimerais」で「都合がよければ」という意味で、条件法になっています。
ピエールはそれを受けて、「いいねー」と了解しています。そして、何かを言って、「フランスに?」と問いかけています。その回答として、ミキは「一週間しか」と答えているので、フランスにいる期間を聞いていることが分かります。選択肢を見ると、1と6が期間を問いかけている疑問文になっています。ただし、6は「何日?」と具体的な日数を聞いています。ミキの答えは、"seulement"(「たったの」)という強調が為されているので、1の"longtemps"を使った問いかけの方が自然になるでしょう。
しかし、問題があるようです。お城に行って、同じ日にパリに戻れるかどうかを、ミキは尋ねています。それに対し、ピエールは難しいと答えています。それに付加して( 3 )の答えになっています。"lendemain"は「翌日」の意味ですが、"demain"と違い、話題になっている日から見ての次の日のことです。翌日パリに戻ったほうが良い、と言い、当日にとった方が良い行動をピエールはアドバイスしているわけです。当日は、お城のある町に残った方が、行動としては無理が無いことをいっているので、選択肢2の返答が適当です。さらにピエールは、宿として、自宅を提供することを申し出ているので、流れも自然でしょう。
「C'est vrai?」は日本語の「本当?」「本当に!?」のニュアンスとほぼ同じです。驚いて、肯定文に対して「それ、本当のことなの?」という時に使います。
ピエールは家を提供することを快く了承し、さらにピエールの家にいることが都合が良いことを言っています。一つはお城の歴史が分かること、もう一つが選択肢5の「自宅と駅が離れていない」ということです。このアクセスの良さをいうことで、お城周りをゆっくりとできると言っているわけです。
「C'est magnifique!」も会話文で良く使われる感嘆文です。「すごーい!」という思わず出る感想です。
最近のコメント